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人との出会いは人生を変えることがあります。歴史的偉人である坂本竜馬も友との出会いにより転機を迎えたように、自らが「どう生きるか」を考えるときには、人との出会いがとても重要です。特に人生においての大先輩と言える人々との出会いは、同じ年代同士では得られない価値観や人生観を与えてくれます。しかし現在、学生を中心とする若者が日常において関わることができる『大人』は限られており、多くの若者が先人の『生き方』や価値観、人生観に触れることのないまま大人になっていってしまいます。このような若者と『大人』の関係の希薄さから若者は手本にすべき存在を欠き、『生き方』の理想像や人生の『指針』を自分自身で見つけ出しにくくなっているように実感します。
これから先、さらなる活力を必要としている日本。自らの将来を選び、社会を創り上げていく若者だからこそ、今、先人の『生き方』や価値観に触れ、それを受け継いでいくことが必要です。若者が能動的に自らの『生き方』を考えるためには、手本となる先輩方の姿が不可欠なのではないでしょうか。
RELAY OF LIFE STOCK【リレー・オブ・ライフ・ストック】は、学生の尊敬する「その道を極めている人物」にインタビューをする企画です。インタビューを通じて学生メンバーは『大人』の『生き方』に触れ、そこから自分の人生の『指針』を見出します。さらに、自分自身がインタビューを通じて得たメッセージを同世代にWeb媒体や電子書籍、紙媒体を通して伝えることで、より多くの学生などの若者が『指針』を見出す機会を創出します。
| DANNA | |
|---|---|
![]() 株式会社協進印刷 |
![]() 国立情報学研究所 |
| 学生 | |||
|---|---|---|---|
代表![]() 横浜市立大学 |
![]() 東京理科大学 |
![]() 国際基督教大学 |
![]() 慶應義塾大学 |
「若者が尊敬する」、「その道を極めている」人物にインタビューし、そこから感じたその人物の『生き方』を記事にし、 学生を中心とする若者にWEBサイトを媒体として用いて継承します。また、広報のために有効な新たな媒体を模索し、twitterや活動ブログでの告知をします。
前期に引き続き、社会人の方へのインタビュー活動を行いました。「『生き方』の継承」という企画主旨に賛同し集まったメンバー、各々がお話を伺いたいと思う人物にインタビューの依頼をし、了承してくださった方々のところにお話を伺いに行きました。インタビュー前のインタビューシュミレーション、約1時間のお時間を頂いてのインタビュー、インタビュー中に録音した音声を全て文字に起こす作業、そこから記事を構成する作業、一通り全てをインタビュワーが行います。その後、記事の添削をメンバー全員で行い、インタビュイーの方に掲載記事、掲載写真の許可を頂き、WEBサイトに記事を掲載します。協力して下さるインタビュイーの方々がいて初めてこの一連の活動を行うことが出来ています。
より多くの方に記事を読んでもらい、『生き方』について考える機会を持ってもらうために、様々な媒体を使った広報にも積極的に取り組んできました。
Ⅰ Twitter @relay_of_life
WEBサイトに掲載している記事から抜粋した名言を1日に1回、記事のURLを載せてツイートしました。その他にも、活動報告のためにMTG後やセミナー、ワークショップ参加時にこまめにツイートし、より多くの方に活動に興味を持っていただこうと心がけました。
Ⅱ 活動ブログ Relay of Life Stock
私たちの活動についてより身近に知ってもらおうと活動ブログでの報告もしました。活動報告、イベント告知、インタビュー後記のほか、記事の補足情報としてWEBサイトに記事を掲載しているインタビュイーの方々の詳しいプロフィールについても掲載しました。読者の方々にインタビュイーの方々の『生き方』ついてより深く知ってもらえるよいに心がけました。
Ⅲ 小冊子『潮騒喫茶』の設置
昨年度作成した『潮騒喫茶』を都内の大学、共有スペースに設置しました。より多くの方に、普段とは違う発信方法である、「手に取れる紙媒体」を通じて記事を知っていただくことを心がけていました。設置のほかに、WEBサイトを見て、読者さまから冊子お取り寄せのお問い合わせを頂くこともありました。
Ⅳ WEBサイトの改良
既存のWEBサイトに読者の方々により記事関連する情報を知ってもらえるような工夫を加えました。具体的には、感想フォームの取り付け、facebookやtwitterへの連動投稿機能の取り付け、各記事へのインタビュー後記、インタビュイープロフィールへのリンクの取り付け、インタビュー日時・インタビュワーの明記を行いました。
8月7日に開催したDANNAmethod主催のイベント~Next Sosietyを考えよう~にて、「悩みざかりの君たちへ~大学生活満喫したいス~」と題した、約40分のワークショップを14名の学生参加者の方々と行いました。4つの班に分かれ、「今までに自分がしてきた決断の判断基準」について各々が発表し合い、自らの『指針』とは何であるかを考えました。プロジェクトの理念を参加者の方々に知って頂け、メンバーも参加者の方々と『指針』について話し合うことができ、良い刺激になりました。
神奈川県印刷工業組合の江森克治様にお声掛けいただき、「MUD実践プロジェクト」を共同で行い、MUDカレンダー制作をしました。MUDとは「そのメディアを使用する全ての人が不自由なく、同じ情報を得られるデザイン」のことで、色彩障害者の方や白内障の方にも使いやすい、使う側の視点に立ったメディアの在り方を模索しました。具体的な方法として、MUDに配慮したカレンダーを組合企業の方々と共同で作成させて頂きました。
活動の成果を知るために、学生を中心とする若者の感想を集めています。(現在進行中企画)寄せて頂いた感想はインタビュイーの方々に活動報告として感謝の気持ちを込めてお渡しする予定です。
今年度の活動で、13人の方にインタビューをさせていただいき、9記事をWEBサイトに掲載する事ができました。残りの記事も鋭意掲載準備中です。また、Relay of Life Stockの記事のページアクセス数は10月~3月でアクセス数5903pvとなり、記事の読み手からブログにコメントをいただくなど、読者からの声も届くようになっています。
「STOCKS」はAppStoreで無料でダウンロードすることができるようになっています。WEBとはまた違い、視覚的な見やすさ、読みやすさなどの工夫がされています。この企画を通して神奈川県印刷工業組合の皆様には大変お世話になった他、「潮騒喫茶」の協賛も積極的に行っていただきました。

カレンダーのコンテンツとして、Relay of Life Stockのインタビュー記事から抜粋した名言を掲載しています。このカレンダーは組合企業内のみで自由配布をする予定です。普段関わることのない社会人の方々との共同作業の中で、メンバーそれぞれがたくさん学ぶことが出来ました。
メンバー各々が1つ1つのインタビューから、多様な価値観を学ぶことが出来ました。自らがインタビュワーを務めるインタビューではもちろんのこと、自分以外の学生がインタビュワーを務めるインタビューにおいても、インタビューに同行して同じ空間で向き合ってお話を伺うことにより、人物の『指針』としてきたものを感じることができ、メンバーの見地が広がったと実感しております。メンバーである学生自身が人物の『生き方』に触れ、個人個人が何かしら感じ取り、継承していけたとこは大きな成果だと思います。
半期の活動を通して、前述したような神奈川県印刷工業組合の方々、ワークショップで出会った学生参加者の方々、インタビューに協力して下さった方々、WEBサイトからご連絡を下さった方々、本当に多くの方に出会えました。様々な方とお話をし、その方々の世界のことを伺うことができたのは、メンバーにとって貴重な経験になったと思います。また、このような出会いを通して、活動について広めることができたことも良い成果の一つだと思っております。
今期の活動では主に、前期で培った活動基盤をもとにインタビュー活動を継続してきました。継続する「だけ」と思っていたことがいざやってみると、メンバー内での企画目的の共有、実際にインタビューに至るまでのタイムラインの管理など、たとえ小さなチームであっても進む方向を全員で確認・共有しながら活動をしていくことの難しさと重要性を身にしみて感じることが出来ました。インタビュー活動以外でも、ワークショップやコラボレーション企画など新しいことにも挑戦でき、多くの出会い・学びに恵まれました。半年間この企画を全員でやってきて、私自身が一番学んだことは周りへの感謝の気持ちを持つことです。各々の素敵な『生き方』を継承してくださったインタビュイーの方々、常に親身になってアドバイスをくれた社会人サポーターの方々、コラボレーション企画やイベントでご一緒させて頂いた方々、記事を読んで感想を下さる方々、頼りない私と一緒にチームを引っ張ってきてくれたメンバーのみんな、そのメンバーや私を支えてくれている両親やお友達、この企画に関わる全ての方に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
Relay of Life Stock 2011年度前期代表 中辻 由紀(国際基督教大学教養学部3年)
各分野で活躍する社会人のインタビューを行い、その内容を記事に編集してWEBサイト・フリーペーパー・電子アプリで同世代への発信を行う。またよりいっそう記事の読者を増やすためにmixi、twitterなどのSNSやブログを使った情報発信を行い、効率的な広報を試みる。
メンバーそれぞれが自分の興味で「この人の話を掘り下げてもっと深く聞いてみたい」「この人のことをより多くの人に知ってほしい」と思った方に、インタビューの依頼をさせていただいています。まず最初に自分たちが「何のために」インタビューをし、それを「誰に向けて」「どのように掲載するのか」といったことを話し合い、企画書にまとめます。企画書ができたらインタビューの依頼をさせていただきます。インタビューのアポイントメントが取れたら、当日のインタビューに向けて質問を考えたり、シュミレーションを何度も行います。当日、緊張しながらもインタビューをさせていただき、その後は一字一句逃さないような文字起こしを8時間〜10時間ほどかけて行います。文字起こしが終わったら記事を編集し、メンバー全員で見直しを行います。「この記事なら掲載しても大丈夫だ」と合意し、編集長が確認した上でインタビューをさせていただいた方に記事と写真の掲載確認の御連絡をし、OKをいただければWEBサイトに掲載します。
インタビュー記事を多くの方に読んでいたただくために、様々なツールを使った情報発信を行っています。今年度はブログ/twitter/mixiを使った情報発信を試みました。記事が上がる毎に掲載情報の発信を行ったり、私たちの心に響いた言葉を抜き出してtwitterにて定期的なtweetを行いました。また、私達の活動を多くの同世代に身近に感じてもらおうと思い、ブログにインタビュー後記や活動風景を載せるなどの試みも実践しました。
Twitter(@Relay_of_life) http://twitter.com/#!/Relay_of_life
ブログ(Relay of Life Stock) http://blog.livedoor.jp/relay_of_life_stock
神奈川県印刷工業組合の江森克治さんから御連絡をいただき、株式会社モリサワと協同し電子書籍「STOCKS」を作成しました。STOCKSはiPhoneやiPadで読む事ができる書籍アプリケーションです。この掲載を前に、まずは「今の学生100人のうち、どれくらいが電子書籍を読むのか」というアンケートを行いました。それらを基にそれぞれの媒体をどう使うかを考え、効率的に広報する方法を模索し、実践しました。この企画のまとめとして、12月に神奈川県印刷工業組合の経営革新マーケティング委員会のセミナーにて自分達の取り組みを発表し、神奈川県印刷工業組合とのつながりがより深まる機会となりました。
今年度の活動の集大成として、インタビュー誌「潮騒喫茶」を発行しました。自分達の取り組んできたことの区切りと同時に年度が変わるにあたって新メンバーをリクルートするためのツールとして使えるものを作るために冊子化をしました。WEB型のメディアと冊子型のメディアでは特徴が大きく異なります。WEBは場所性にとらわれず、世界中のどこからでもインターネットにアクセスできれば見てもらうことができるので情報伝達力のあるメディアですが、冊子は、配布したりすることでその存在を知らない人にも読んでもらう事ができます。WEB型と冊子型ではそれぞれ長所があるので、私たちはRelay of Life Stockを双方をうまく生かしたインタビュー活動にしたいと思っていました。今年度は念願の冊子作成ができました。
今年度の活動で、13人の方にインタビューをさせていただいき、9記事をWEBサイトに掲載する事ができました。残りの記事も鋭意掲載準備中です。また、Relay of Life Stockの記事のページアクセス数は10月~3月でアクセス数5903pvとなり、記事の読み手からブログにコメントをいただくなど、読者からの声も届くようになっています。

「STOCKS」はAppStoreで無料でダウンロードすることができるようになっています。WEBとはまた違い、視覚的な見やすさ、読みやすさなどの工夫がされています。この企画を通して神奈川県印刷工業組合の皆様には大変お世話になった他、「潮騒喫茶」の協賛も積極的に行っていただきました。

「潮騒喫茶」は1000部を発行し、首都圏の大学に設置し、新入生に配布したりしました。WEBサイトに載っているインタビュー記事から4記事抜粋し、新入生向けに活動を身近に感じてもらえるよう、学生視点でのインタビュー後記やインタビューの際の学生の心情がわかるような工夫を凝らし、再編集を加えてあります。
このRelay of Life Stockに携わらせていただいて何よりも大きな成果だと感じている事は、メンバーの進路や専門の学問の選択、また日常自分の感じる疑問をより深く考えたりする上で役に立ったということです。このプロジェクトを行って誰よりも大きな影響を受けたのは、実際にインタビューをさせていただいた僕たち自身でした。インタビューさせていただいた方の1つ1つの言葉からとても多くのことを考えさせられ、その度に皆で話し合い、共有してきました。日頃からあまり考えないこと、答えが出ずにもやもやしていることも先人の体験と合わせて伺うことで認識が深まり、僕たちの考えや目標を改めてくださいました。メンバー1人1人に、それぞれの形で先人の「蓄積」が継承され、指針となるものを得ることができたと思います。
インタビューは基本的に一期一会となることが多いように感じますが、メンバーの中にはインタビューさせていただいた方の下でその後学んでいる人、遠方のインタビューイの家に宿泊をさせていただき先方ととても仲良くなった人、インタビューした方からコラボレーションの提案をいただいた人などもいました。一つの出会いから次につながったケースもいくつかあり、そういった面でも貴重な体験をしてきたと思います。
「人に話を聞いて記事にしてWEBサイトに掲載する」最初はただそれだけだと思っていました。しかし、いざやってみると試行錯誤の連続でした。アポがとれず、インタビューでは話が逸れ、記事が作れない。1つの記事を作り上げるまでが想像以上に遠く、終始周りの人たちに助けられてばかりだったと思います。しかし、今回の活動を通じて、純粋に「あんな風になりたい」と思える憧れの大人に会えたこと、また、社会人と一緒にコラボレーションする中で貴重なアドバイスを頂けたことが、今後の自分にとっての大きな糧になったと思っています。最後になりますが、お忙しい中取材に応えてくれた方々、アドバイスをくださった社会人の方々、そして頼りないリーダーに一年間ついてきてくれた仲間には心より感謝申し上げます。一年間、本当にありがとうございました。
Relay of Life Stock 2010年度代表 植松 敬(早稲田大学政治経済学部2年)